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建築パース作成テクニック

窓ガラスに映りこみを追加する

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建築パースは、窓ガラスの映りこみによって雰囲気が変わったり、リアリティーが増します。3DCGソフトでレンダリング時に設定する方法もありますが、ここではPhotoshopを使ってレタッチで合成する方法を紹介します。

  • 全手順数5
加工前
画面キャプチャ:加工前
加工後
画面キャプチャ:加工後

手順01映りこみ用画像の準備

映りこませる画像をドラッグ&ドロップして、レイヤー名を「映りこみ用」とします。あとで使用するので、非表示にしておきます。

  1. ツールボックスの「移動」ツールをクリックし、映りこみ用の画像を建築パース画像へドラッグ&ドロップ。

画面キャプチャ:「移動」/ドラッグ&ドロップ

  1. 「映りこみ用」レイヤーの「レイヤーの表示 / 非表示」アイコン(目のアイコン)をクリック。

画面キャプチャ:レイヤーを非表示

手順02窓ガラスを選択する

映りこむ画像が窓ガラス部分のみ表示されるようにする準備として、窓ガラスを選択します。

  1. ツールボックスの「多角形選択」ツールをクリック。

画面キャプチャ:「多角形選択」

  1. オプションバーの「選択範囲に追加」オプションをクリックして、窓ガラスのふちに沿って選択。

画面キャプチャ:「選択範囲に追加」/「窓ガラス部分を選択」

手順03映りこむ画像が窓ガラス部分のみ表示されるように設定する

  1. 「映りこみ用」レイヤーをクリックし、「レイヤーの表示 / 非表示」アイコンをクリックしてレイヤーを表示。

画面キャプチャ:

  1. レイヤーパレットの「レイヤーマスクを追加」ボタンをクリック。

画面キャプチャ:「レイヤーマスクを追加」/「レイヤーマスクを追加」実行後

手順04映りこむ画像の配置、サイズを調整する

  1. 「映りこみ用」レイヤーのリンクアイコンをクリックしてリンクを解除。

画面キャプチャ:リンクを解除

  1. レイヤーサムネイルをクリック。

画面キャプチャ:レイヤーサムネイルをクリック

  1. メニューバーの「編集」→「変形」→「拡大・縮小」を選択。

画面キャプチャ:「拡大・縮小」

  1. 配置(枠内をドラッグ)とサイズの調整をおこない、「Enter」キーで確定。

画面キャプチャ:配置とサイズの調整

  1. 「映りこみ用」レイヤーのリンクアイコンをクリック。

画面キャプチャ:

手順05映りこみをなじませる

映りこむ画像にぼかしをかけて、描画モード、不透明度を調整すれば完成です。

  1. メニューバーの「フィルタ」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」を選択し、ダイアログの「半径」の数値を設定して「OK」ボタンをクリック。

画面キャプチャ:「ぼかし(ガウス)」/「ぼかし(ガウス)」ダイアログ

  1. レイヤーの「描画モード」の「スクリーン」を選択。

建築パース画像のシチュエーションや映りこませる画像によって描画モードを変更してみるのもコツです。

画面キャプチャ:「描画モード」の変更

  1. レイヤーパレットの「不透明度」を調整。

画面キャプチャ:「不透明度」

完成

完成イメージ

※このページでは「Adobe Photoshop CS2」を使用しています。

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ページ公開日:2011年7月20日