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今月の一枚


このページでは、皆さんが作成された建築パースをご紹介しています。


タイトル つむぐ塔
製作者 新潟工科大学大学院 片貝真成
使用ソフト VectorWorks新規ウィンドウで開きます:VectorWorksのサイトへ, Adobe Photoshop新規ウィンドウで開きます:Adobe Photoshopのサイトへ
コメント 学部2年次に制作した集合住宅です。
集合住宅の集合とは、家族が集まることである。しかし、家族という形はより複雑な形となっている。親が子供を、子供が親を殺めることを耳にする。その家族を包む住宅、それは単に血縁関係によって変わる事のない関係性によって、家族と定義して良いのか。家族という定義から考え直す必要があるのではないかと考えた。
「家族」とは、同じ時間、同じ風景、物事をあじわう、こうした行為を共に過ごす関係であり、これらを包むのが住宅である。そして、それらが集まる「集合住宅」とは、血縁によって決まっていた家族が、家族という形を変えられる、人と行為を共有できる場があることである。
私は、人が時間や風景を共に過ごし、人と人とが関係を紡ぎながら、不恰好な家族の形を求める、つむぐための居場所を集合住宅として提案する。これは、家族、住宅、地域を解体し、つむぎながら再構築するプロセスを経て完成する。

新潟工科大学大学院 片貝真成 さんのプロフィール

自己紹介 新潟工科大学大学院/生産開発工学専攻/建築都市コース/黒木宏一建築計画研究室
私は、医療や福祉、高齢者に関わることについて設計・計画を主な活動としています。

今月の一枚では、みなさんが作成された建築パースを募集しています。

ページ公開日:2018年5月7日