建築パースQ&A
添景素材を作るにはどうしたらいいですか。
添景素材は、家具や自動車などの立体になっている3Dデータと輪郭に沿って切り抜かれた樹木の素材や建物の外壁材や空や街並みなどの背景素材の画像データの2種類あります。
3Dデータは、3DCGソフトで3D形状を作成するためのモデリングをして作成します。
3D形状を作成したあとは、質感の設定(ステンレスなどの金属素材には映り込む設定を行ったり、ガラスには透ける設定を行います)、柄の設定(フローリングなど材質が木の場合は、木目をつけたり、カーテンに模様をつけたりします)を行います。
質感の設定は3DCGソフトで行いますが、柄はテクスチャと呼ばれる模様が描かれた画像データを用意して、3D形状に貼り付けます。テクスチャは画像加工ソフトを使って作成します。
<参考>
「3DCGデータの作成 カウンターのモデリング」
「3DCGデータの作成 カウンター収納のモデリング」
画像データは、画像加工ソフトを使って作成します。
デジカメで撮影した画像やカタログなどからスキャンした画像を元に作成します。
画像加工ソフトでは、明るさ、彩度など色調の調整、必要な部分だけの切り抜き、傾きの補正などを行って画像データを作製します。
<参考>
「人物の添景データ作成」
「外壁のテクスチャ作成」
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ページ公開日:2011年07月14日