多くの会社で採用されているCADソフト

建築設計に欠かせないソフト「CADソフト」。 CADソフトの種類は数多いですが、その中でも使いやすいくメジャーなものをご紹介します。 CADソフトを使いこなせば、仕事のスピードも断然アップします。

AutoCAD

世界的に名前の知られている汎用CADソフト。建築だけでなく、機械設計、電気制御設計などにも使用でき、2次元から3次元まで制作可能です。
ゼネコンや一級建築士事務所などで幅広く使用されているソフトの1つなので、他のソフトもAutoCADの入出力形式に対応しているものがほとんどです。
さまざまな機能が備わっており、個々の用途にあわせてカスタマイズすることができるのがよい点。
以前は2次元専用「AutoCAD LT」とAutoCADは別製品として販売されていましたが、現在は一体となり、別途業種別の機能と強化された「AutoCAD Plus」が販売されています。

歴史	1982年発売

価格	レンタルライセンス 1ヵ月契約 8,800円(税込)、1年契約 71,500円(税込)

メーカー	オートデスク株式会社

※価格などの詳細は変更されている可能性があるため、各オフィシャルページでご確認ください。

3Dアーキデザイナー Professional

平面図、3Dを作成できる建築プラン&プレゼンテーションソフトです。
操作性がよく、他のCADソフトに比べると簡単で短期間で使いこなすことができます。作図ツールを搭載し図面作成も可能。さまざまなCAD形式の入出力に対応しているため、他のCADソフトで作成したデータを読み込んだり、逆に3Dアーキデザイナーから書き出すことも可能。
確認申請に必要な各種図面を自動作成できる機能も搭載(クラウドライセンス版は無償。レガシーライセンス版は別途オプション購入が必要)。
下位版として「3DマイホームデザイナーPRO」や施主が自分のマイホームを計画することができる「3Dマイホームデザイナー」も発売されています。

歴史	2017年に発売。(3Dマイホームデザイナーは、1996年に施主版、1998年にプロ版を発売)

価格	クラウドライセンス(365日) 100,320円(税込)、レガシーライセンス 308,000円～(税込)

メーカー	メガソフト株式会社

※価格などの詳細は変更されている可能性があるため、各オフィシャルページでご確認ください。

Vectorworks

Macintosh版のCADがない時に、初めてMacintosh版として開発された2次元、3次元汎用CADソフトで、今はWindows版CADソフトも販売されていますが、Macintoshユーザーの支持は今でも多いようです。
デザイン事務所や店舗設計、インテリアデザイナーが主に導入していることが多く、プロ向けのCADソフトとしては、比較的操作が簡単で、感覚的に操作できるのもこのCADソフトの特長の1つ。
レンダリング機能も標準搭載されており、インテリアデザイン、建築設計、舞台装置や舞台照明、機械やエクステリアなど広い分野で使われているCADソフトです。

歴史	1999年日本語版発売

価格	Vectorworks Designer 2021(スタンドアロン版（1ライセンス）) 579,700円（税込）。サブスクリプションライセンス（1年間）306,350円（税込）一般的な建築用のVectorworks Architect 2021(スタンドアロン版（1ライセンス）) 457,600円（税込別）。サブスクリプションライセンス（1年間）245,300円（税込） ※他にも、舞台照明用やエクステリア用のシリーズ製品もあり。 ※年間保守付き製品もあり。

メーカー	エーアンドエー株式会社

※価格などの詳細は変更されている可能性があるため、各オフィシャルページでご確認ください。

Jw_cad

無料で使用できる2次元汎用CADソフト。フリーのCADソフトの中でも代表的な存在。
フリーなので、CADを初めて始めるという方におすすめのCADソフトです。

歴史	1997年にテストバージョンとして最初に公開

価格	無料

製作者	http://www.jwcad.net/

※価格などの詳細は変更されている可能性があるため、各オフィシャルページでご確認ください。

多くの会社で採用されているCADソフト

AutoCAD

3Dアーキデザイナー Professional

Vectorworks

Jw_cad

CAD特集